考古用語辞典 A-Words

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円錐形装飾部品3点 2010年11月18日更新

円錐形装飾部品3点

【和:
【中:
金銀・玉器|>円錐形装飾部品3点

3 Cone-shaPed mounts (a-c)
セイント・二二アン島,ダンロスネス,シェトランド諸島,スコットランド
銀に鍍金,高さ3.9-4.4cm,径3.5-3.7cm,重さ24-35g
8世紀,北スコットランド
エディンバラ,スコットランド国立博物館
動物組紐文、組紐文、渦巻文、トリスケーレ、幾何学文を一面に装飾している。これらはローマ以後のスコットランドとアイルランドを特徴づけるモチーフである。本体とは別の平らな底に穴を二つあけ、そこに一本の棒を通していた。おそらく皮紐などに取り付けられていたと考えられる。1958年にセイント・ニニアン島の教会の床下から出土したが、留め金と剣の鞘のこじりを伴出したため、教会の宝物ではなく、当時始まっていたヴァイキングによる略奪をのがれるため、地方の族長が埋めたものと考えられる。出所:「古代ヨーロッパの至宝-ゲルト美術展1998」
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