「佐藤雅晴 尾行─存在の不在/不在の存在」水戸芸術館現代美術ギャラリー

佐藤雅晴《バインド・ドライブ》2010-2011年 アニメーション、シングルチャンネル・ビデオ(HD、カラー、サウンド) 4分50秒

名称:「佐藤雅晴 尾行─存在の不在/不在の存在」水戸芸術館現代美術ギャラリー
会期:2021年11月13日(土)〜2022年1月30日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(1月10日(月・祝)は開館)、1月11日(火)、年末年始(2021年12月27日(月)〜2022年1月3日(月))
入場料:一般 900円、団体(20名以上) 700円
※高校生以下/70歳以上、障害者手帳などの所持者と付添者1名は無料(学生証、年齢のわかる身分証明書が必要)
※学生とシニアための特別割引デー「First Friday」:学生証の所持者と65〜69歳は、毎月第一金曜日(12月3日、1月7日)に100円で観覧可
住所:〒310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8
TEL:029-227-8111
URL:水戸芸術館現代美術ギャラリー

佐藤雅晴「死神先生」シリーズより《ガイコツ》2018年 アクリル絵具、木製パネル
佐藤雅晴「死神先生」シリーズより《ガイコツ》2018年 アクリル絵具、木製パネル
佐藤雅晴「死神先生」シリーズより《夜空》2018年 アクリル絵具、木製パネル
佐藤雅晴「死神先生」シリーズより《夜空》2018年 アクリル絵具、木製パネル
佐藤雅晴《TRAUM》2004-2007年 アニメーション、シングルチャンネル・ビデオ(SD、カラー、サウンド) 10分7秒
佐藤雅晴《TRAUM》2004-2007年 アニメーション、シングルチャンネル・ビデオ(SD、カラー、サウンド) 10分7秒
佐藤雅晴《東京尾行》2015-2016年 アニメーション、12チャンネル・ビデオ(HD、カラー)、自動演奏ピアノ ループ
佐藤雅晴《東京尾行》2015-2016年 アニメーション、12チャンネル・ビデオ(HD、カラー)、自動演奏ピアノ ループ
佐藤雅晴《福島尾行》2018年 アニメーション、シングルチャンネル・ビデオ(HD、カラー)、自動演奏ピアノ ループ
佐藤雅晴《福島尾行》2018年 アニメーション、シングルチャンネル・ビデオ(HD、カラー)、自動演奏ピアノ ループ
佐藤雅晴「死神先生」シリーズより《ヤモリ》2018年 アクリル絵具、木製パネル
佐藤雅晴「死神先生」シリーズより《ヤモリ》2018年 アクリル絵具、木製パネル
佐藤雅晴「死神先生」シリーズより《now》2018年 時計
佐藤雅晴「死神先生」シリーズより《now》2018年 時計
佐藤雅晴《I touch Dream #1》1999年 アニメーション、シングルチャンネル・ビデオ(SD、白黒、サイレント) 3分34秒
佐藤雅晴《I touch Dream #1》1999年 アニメーション、シングルチャンネル・ビデオ(SD、白黒、サイレント) 3分34秒
佐藤雅晴《3月》2015年 アニメーション、シングルチャンネル・ビデオ(HD、カラー、サイレント) ループ
佐藤雅晴《3月》2015年 アニメーション、シングルチャンネル・ビデオ(HD、カラー、サイレント) ループ
佐藤雅晴《福島尾行》2018年 アニメーション、シングルチャンネル・ビデオ(HD、カラー)、自動演奏ピアノ ループ
佐藤雅晴《福島尾行》2018年 アニメーション、シングルチャンネル・ビデオ(HD、カラー)、自動演奏ピアノ ループ
佐藤雅晴
佐藤雅晴

佐藤雅晴は、ビデオカメラやスチルカメラで撮影した日常の風景をパソコン上でペンツールを用い、なぞるようにトレースしてアニメーション化する、「ロトスコープ」と呼ばれる技術によって映像作品を制作してきました。東京藝術大学大学院美術学科絵画専攻修了後、ドイツに渡り、国立デュッセルドルフ・クンストアカデミーに研究生として在籍したのちドイツを拠点に活動、2010年に帰国し茨城県取手市に居を構えます。その直後に上顎癌が発覚、以後、闘病生活を送りながら制作に励んでいましたが、2019年3月、惜しまれつつも45歳で他界しました。彼の作品は、現代美術、映画、アニメ、メディア・アートの表現領域を越え、国内外で高い評価を得てきました。佐藤自らが撮影した身近な人々や身の回りの風景を忠実にトレースすることによって生み出される佐藤の作品には、現実と非現実が交錯する独自の世界観が描かれています。生前、佐藤はトレースという行為について、描く対象を「自分の中に取り込む」ことだと語っていました。それは、自身の暮らす土地や目の前の光景への理解を深め、関係を結ぶ行為ととらえることもできます。一方、佐藤の作品を見る私たちは、実写とのわずかな差異から生じる違和感や、現実と非現実を行き来するような知覚のゆらぎをおぼえます。人それぞれに多様な感情や感覚を呼び起こす佐藤の作品は、見ることの奥深さと豊かさを与えてくれるものといえるでしょう。
本展では、1999年に渡独し初めて制作した映像作品《I touch Dream #1》から、死の直前まで描き続けた「死神先生」シリーズまで、映像作品26点、平面作品36点の計62点を通じ、佐藤の画業を振り返ります。

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