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魚紋彩陶盆 2007.06.30更新
【和:ぎょもんさいとうぼん】 |
【中:Yu wen cai tao pen】 |
新石器時代>魚紋彩陶盆
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新石器時代(仰韶文化)
1955年陝西省西安市半坡遺跡出土、陶器、高さ17.5cm、口径31.5cm
中国国家博物館
赤色の化粧掛けの上に彩色を施した浅鉢形の土器である。この器の表面には、前の魚を追いかけるように泳ぐ魚が3匹描かれている。当時、人々は川辺の段丘上に集落を形成しており、川は彼らの生活にたいへん重要なものであった。その川を自由に泳ぎまわる魚に特別な感情を抱いたのだろうか。あるいは魚がたくさんとれるよう願いをこめて描いたのだろうか。半坡遺跡からは鯉科の魚骨とともに、釣り針やモリなどのさまざまな漁具が出土しており、当時の活発な漁労活動がうかがえる。出所:『世界四大文明・中国文明展
図録』
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