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草葉文鏡 2007年12月21日(金)更新

草葉文鏡

【和:くさばもんきょう
【中:Cao ye wen jing
秦・漢・三国|青銅器>草葉文鏡

前漢中・晩期
青銅
径16cm 重2945g
1955年晋寧県石寨山出土
雲南省博物館所蔵
 姿をうつす鏡。三弦鈕(3本の隆起線のあるつまみ)と2本の線による正方形の鈕座をもつ。鈕座の外側に「畜思君王,心思不忘」の銘文がみられる。銘文の外側には草葉文,乳釘文が施されている。縁にそって連弧文がみられる。
こうした作りの銅鏡は,前漢の武帝,昭帝の時代(前140~前74年)に流行したものである。雲南では漢代より以前には銅鏡は出現しないが,漢の武帝が益州郡を設置してからは,中国内地から輸入されるようになった。出所:「雲南博物館青銅器展」

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