考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

銅柄鉄鎌 2007年12月22日(土)更新

銅柄鉄鎌

【和:どうがらてつかま
【中:Tong bing tie lian
秦・漢・三国|青銅器>銅柄鉄鎌

前漢中・晩期
刃は鉄製 柄は銅製
全長26.2cm 刃長8.5cm 重241.5g
1972年江川県李家山出土
 雲南省博物館所蔵
 農作物の収穫具。刃は細長く,柄は長方形で袋穂となり,木柄が差し込まれるようになっており,雷文が鋳出されている。
雲南省最古の鉄器は,江川県李家山で発見されており,それは前6世紀の第21号墓出土の鉄剣で銅柄がついている。しかしこれに続く300年余りの時代,鉄器の使用は一般化せず,前漢中期以後,やっと大量に出現するようになる。この銅柄つき鉄鎌は,農業生産具として鉄器が製造,使用されていたことを物語っており,当時の農業生産の発展を反映している。出所:「雲南博物館青銅器展」

関連情報

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.