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銅爪鎌(穂つみ具) 2007年12月22日(土)更新

銅爪鎌(穂つみ具)

【和:どうそうかま
【中:Tong zhua lian
秦・漢・三国|青銅器>銅爪鎌(穂つみ具)

戦国末~前漢初期
青銅
高4cm 幅10.6cm 重32g
1974年呈貢県竜街石碑村出土
 雲南省博物館所蔵
 穀物を収穫する農具。鎌の背は弧状で,刃は平らである。中ほどに2つの丸い孔があいている。銅爪鎌は,形態上,石庖丁や貝庖丁の形を受けついでいる。その使用法は,孔にひもを通して手指にかけ,穀物の穂だけを収穫するというものである。現在,雲南省富寧県のあたりで使用されている「折刀」は, もちごめの穂を刈るのにもっばら用いられ,その形態と使用方法は銅爪鎌と似ている。
中国古代北方には,一種の作物の穂を刈り取る銍という農具があり,後漢の劉熙が著した『釈名』によれば,「銍とは穀物を収穫するための鉄器で,銍銍とは穂を刈り取る時の音をあらわしている」という。銅爪鎌と銍とは形態と材質の点で差異はあるが,用法上は同じ道具とみなすことができよう。穂だけを刈り取る収穫方法は,中国古代にかつて普遍的に採用されていただけでなく,雲南の現代の景頗族も稲を収穫するときに穂だけを刈り取る。出所:「雲南博物館青銅器展」

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