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八人楽舞銅釦飾(帯飾り) 2007年12月23日(日)更新

八人楽舞銅釦飾(帯飾り)

【和:はちにんがくぶどうこうしょく
【中:Ba ren yue wu tong kou shi
秦・漢・三国|青銅器>八人楽舞銅釦飾(帯飾り)

前漢中期
青銅・銀金
高9.5cm 幅13cm 重342g
1956年晋寧県石寨山出土
 雲南省博物館所蔵
 装飾品。楽器の演奏者と舞人は8人で,男子のようである。上下二段に分かれている。上段の4人はみな歌いながら舞う姿をしており,前に出た左側3人は両手を上にあげている。右側うしろの1人は右手を胸の前におき,左手を膝の上にのせている。この人は,かけ声をかけて舞踏の動きをあわせ助けているようである。4人の服飾は同じで,みな頭に冕(板状の冠)のような冠をつけ,冠の後には2本の帯が垂れている。腕は円形の腕輪で飾り,衣服の左襟の上に円形の装飾をつけ,腹の前にも円形の釦飾(帯飾り)をつけている。各人の間には壺が置かれている。下段の4人は伴奏者で,右から1人目は直管の葫蘆笙(ひょうたん形の吹奏楽器)を吹き,その左には大きな甕形の土器がある。2人目は短い管楽器を吹き, 3人目は鼓を横抱きにし,右手でこれをたたいている。4人目は曲管の葫蘆笙を吹いている。この釦飾を通して滇族の歌舞の一型式を知ることができるばかりでなく,同時に,各種楽器の使用方法が我々の眼の前にはっきり生き生きとして展開される。
古代の滇族は歌舞が上手であったことで知られている。前漢の辞賦家(辞は抒情的,賦は叙事的な詩)司馬相如が著した『上林賦』の中にもすでに触れられている。滇池地域出土の青銅器の中で,歌舞を題材とする佳作は至る所に見られる。この種の風習は二千余年を経てもなお衰えず,今日の雲南の多くの少数民族もまた歌舞に長け、大いに滇国の遺風を残している。出所:「雲南博物館青銅器展」

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