考古用語辞典 A-Words

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孔雀石・ガラスの小玉 2007年12月25日(火)更新

孔雀石・ガラスの小玉

【和:くじゃくいし・がらすのこだま
【中:Kong que shi・bo li xiao yu
秦・漢・三国|金銀・玉器>孔雀石・ガラスの小玉

前漢
孔雀石とガラス
総重256g
1956年晋寧県石寨山出土
 雲南省博物館所蔵
 孔雀石の小玉は緑色で,直径は0.5,0.3,0.2cmと等しくない。円管状で中に孔が通されており,縫いつけるのに便利である。主として円形や長方形の釦飾の象嵌に用いたり,装身具としても用いられた。江川県李家山の古墓からは,万の単位で数えられる孔雀石の小玉や形状が同じでない瑪瑙および軟玉の管玉が発見された。これは,縫い合せて一着の「珠被」(玉飾りの衣服)にしたもので,死者の身体をおおっていたものである。ガラス玉は藍色で,直径0.2cm,装身具である。出所:「雲南博物館青銅器展」

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