考古用語辞典 A-Words

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銅勺(酒を酌む柄杓) 2007年12月25日(火)更新

銅勺(酒を酌む柄杓)

【和:どうしゃく
【中:Tong shao
春秋戦国|青銅器>銅勺(酒を酌む柄杓)

戦国
青銅
長39.5cm 重394g
1972年江川県李家山出土
 雲南省博物館所蔵
 柄杓の杓の部分は球形で,正面にに口をあけ,柄は細長い。柄の両端には,点文,羽文,三角文,葉文が,円帯状に配列されている。柄の先端には,丸彫り風に鋳造された裸体の人物像がつけられている。この人物は渦巻状のまげを結い,両手で膝を抱いて銅鼓の上に坐っている。このような形態の銅勺は中国内地には見られず,滇文化に特有の器物である。出所:「雲南博物館青銅器展」

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