前漢中期
青銅
長31cm 闌幅19cm 重332g
1956年晋寧県石寨山出土
　雲南省博物館所蔵
　敵の首をひっかけて殺す武器。援（刃の部分）はまっすぐで，胡（援の下端に延びた部分）は長く， 4つの穿（孔）があいており，内（刃と反対方向にのびた部分）は長方形である。内と胡とが接する箇所には双翼の突起があり，それで秘?（戈の柄）を固定した。援の端と胡の部分は，網目文，雲文，点文とS字形の雲文で装飾されている。
青銅の戈は，中国の殷（商）周時代の主要な武器で，雲南の戈も中国内地の影響を受けてつくられたものである。出所：「雲南博物館青銅器展」

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