考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

銅柄鉄剣 2007年12月27日(木)更新

銅柄鉄剣

【和:どうへいてつけん
【中:Tong bing tie jian
秦・漢・三国|青銅器>銅柄鉄剣

前漢中・晩期
鉄刃 銅柄 長68.5cm 剣重559g 鞘鐺重208g
1972年江川県李家山出土
 雲南省博物館所蔵
 武器。柄は断面が楕円形で中空であり,上部は円点文で装飾されている。つばは縦に長く,その下端は三又に分かれている。つばの両側にはそれぞれ3つの円形の突起がある。またつばには円点文と円圏文が鋳出されている。この種の剣は前漢時代になってはじめて見られるものをある。晋寧県石寨山からも出土しており,金製の鞘を伴うことが多い。これは,当時の最も進歩した貴重な武器とみなすべきである。これは,現在の四川省西部と滇池,洱海地域(雲南西部)に広く分布しており,古代の「西南夷」が普遍的に使用していたものである。出所:「雲南博物館青銅器展」

関連情報

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.