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首狩文剣 2007年12月27日(木)更新

首狩文剣

【和:くびかりもんけん
【中:Shou lie wen jian
春秋戦国|青銅器>首狩文剣

戦国
青銅
長23.2cm 重301g
1972年江川県李家山採集
 雲南省博物館所蔵
 武器。刃のつばに近い部分は幅が広く,つばは一の字形である。柄は断面が円形の中空で,柄頭はラッパ形になっている。刃のつばに近い部分に,人間が鋳出されている。頭のまげは高くそびえ,両手を挙げて坐り,服飾は華麗である。柄は,口をあけて歯をむき出した人間の形に作られている。その人物は右手に短剣を持ち,左手に人間の首をぶらさげている。これは首狩りの習俗を反映しているのである。滇文化の中では首狩りの図像がかなり多く,たとえば戦争場面貯貝器,銅斧,人物家屋飾物などに見られる。首は,しばしば戦功の記録,武勇の表現であった。首はまた,農業神をまつって豊作を祈願するときにも用いられ,今世紀の40年代以前には,雲南のワ(イ+瓦)族はなお首狩りの習俗を保持していた。毎年穀物の種をまく前に, さくで囲われた村落の中から人々が四方に出かけていき,機会があれば首狩りをし,その首をもって村落にかえる。時には,村人全員が計画的に敵の村落を襲い,戦争によって首を取ることもある。首狩りをしてもどると,まず首を持って木鼓のある家の前に行き,首を竹かごにいれる。それから村落の酋長が全員を代表して首に向って,次のように言う,「ここにうまい酒,香ばしい御飯を用意しました。どうぞ腹一杯めしあがって下さい。これからあなたの父母兄妹も連れてきてここで一緒に酒を飲み,御飯を召し上がって下さい。そして私どもの村を安全に保護し,五穀豊穣をもたらして下さい」。祭りの時,首をいれた竹かごの下にわずかの灰を置いて,したたる血が灰の上にかかるようにしておき,家ごとに象徴としてその灰をとっておく。そして種をまく時に同時にその灰もまき、穀物がさかんに成長するように祈るのである。出所:「雲南博物館青銅器展」

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