考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

鍍金献俘銅釦飾(帯飾り) 2007年12月28日(金)更新

鍍金献俘銅釦飾(帯飾り)

【和:ときんけんふどうこうしょく
【中:Du jin xian fu tong kou shi
秦・漢・三国|青銅器>鍍金献俘銅釦飾(帯飾り)

前漢中期
青銅・鍍金(金メッキ) 
高9cm 幅15cm
1956年晋寧県石寨山出
 雲南省博物館所蔵
 浮彫り風の装飾品。先頭の兵士は頭に鳥のくちばし形のかぶとをかぶり,えりの高いよろいを着て,手には円盤形の大きな腕輪をはめ,はだしで,右手に1つ人間の首をさげ,左手で縄をひいている。その縄には,背中に小児を背負った女性が結わえつけられており,女性の後には牛,羊,ヤギが各1頭いる。みな数珠つなぎにされている。最後の1人もまた兵士で,肩には靴形の斧をかついで,手には人間の首をさげている。身に着けているものは,先頭の兵士と同じである。下辺には,倒れ伏した首なしの死体と蛇がある。この場面は,滇族の戦士が掠奪戦争をおこなったあと,敵の首をさげ,とらえた人間と家畜を連行して帰るところの情景を描写したものである。出所:「雲南博物館青銅器展」

関連情報

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.