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盛装女陶俑
2008年05月17日(土)更新
【和:せいそうにょとうよう】 |
【中:Sheng zhuang nu tao yong】 |
隋・唐・五代|陶磁器>盛装女陶俑
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南唐(五代)二陵の彩画と彫塑
西暦937~975年
1950年李昇陵出土
高さ49.0cm
盛装した陶製女性像。二陵に副葬された190点に達する男女の陶俑のうち,欽陵からの出土が136点ある。本例は欽陵中室出上の盛装女陶俑である。高髻を結い,髻前両鬢には各種の金銀珠翠花鈿の髪飾りと挿す小孔が有る。広袖直衿の外衣を身に付け,腕のとこ
ろに蓮の葉状の飾りをつけた袂が見える。長裙(はかま)をはき,肩掛けをし,腰覆いをまいている。脚部には尖って上にそった靴のさきがのぞく。服装からして,一般の女性ではなく皇宮の女官であろう。出所:『南京博物院展』1981
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