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琉璃釉塔部品(4点1組)
2008年05月18日(日)更新
【和:るりゆうとうぶひん】 |
【中:Liu li you ta bu bin】 |
明・清|陶磁器>琉璃釉塔部品(4点1組)
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明代の南京城とその遺物
西暦1368~1644年
1958年南京市能仁里明琉璃窯廠遺跡出土
象:長さ48.Ocm 高さ50.Ocn 重さ127kg
蓮華座:長さ42.Ocm 高さ13.5cm 重さ35kg
獅子:長さ42.Ocm 高さ26.Ocm 重さ27.5kg
飛羊:長さ37.0cm 高さ26.Ocm 重さ47kg
明の洪武26年(西暦1393)年,皇室その他の建築物修築のため,南京中華門外能仁里付近に琉璃窯が開かれ,各種琉璃釉瓦磚を焼製した。明の成祖が永楽10年(西暦1412年),南京中華門外に大報思寺塔を建立する際に用いた琉璃釉の磚や瓦は,すべてこの琉璃窯磚で焼造された。この蓮花座,象,飛羊,獅子を彫った部品は,1958年に上記窯跡から出土したものである。研究の結果,報思寺塔の琉璃釉部品と判明した。これらの琉璃釉の文様磚で築かれた八面九層の大報恩寺塔は高さ106メートルに達し,金碧に輝くその威容は明代建築史の偉業であった。中古時期「世界七大奇観の一つ」と讃えられた。出所:『南京博物院展』1981
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