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青花磁片(10点) 2008年05月18日(日)更新
【和:せいかじへん】 |
【中:Qing hua ci pian】 |
明・清|陶磁器>青花磁片(10点)
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明代の南京城とその遺物
西暦1368~1644年
1964年南京市明皇城玉帯河出土
1964年,南京市が明の故宮の城壁を取り囲む玉帯河を浚渫した際に,その西側部分長さ約400メートルにわたり 地表下1.4~1.7メートルの河底泥中から大量の明代磁器破片が発見された。そのほとんどは明代景徳鎮窯の製品で、青花磁器が最も多かった。
①白釉紅彩雲竜文盤破片
洪武(西暦1368~1399年)
洪武官窯製。高台の内側は露胎で淡赭色を呈し,器の内外には紅彩でそれぞれ五爪の竜と雲を,見込みには流雲を描く。白く緻密な磁質,明るく透明な釉色,重厚・流麗な紅彩。これらは洪武時代景徳鎮官窯の陶工の釉上紅彩技術の水準の高さを示す。
②青花雲竜文盤破片
洪武(西暦1368~1399年)
洪武官窯製。外面に青花,内面に型押しで雲竜文があらわされ,見込み中央には青花で三つの如意頭雲が描かれている。形は紅彩雲竜文盤と似ている。
③青花唐草文碗破片
永楽(西麿1403~1425年)
永楽官窯の青花片。緻密な磁質で、文様は蘇泥勃青料(ソマリ青)で描かれている。
④青花山水文盞破片
宣徳(西暦1426~1436年)
⑤青花連花文碗破片
宜徳(西暦1426~1436年)
⑥青花牡丹花文碗破片
弘治(西暦1488~1506年)
⑦青花唐草文碗破片
弘治(西暦1488~1506年)
⑧青花牡丹唐車文碗破片`
弘治(西暦1488~1506年)
⑨青花紅彩魚文碗破片
正徳(西暦1506~1522年)
⑩青花如意雲文盤破片
正徳(西暦1506~1522年)。出所:『南京博物院展』1981
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