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鎏金塔(1組) 2008年05月18日(日)更新
【和:りゅうきんとう】 |
【中:Liu jin ta】 |
明・清|青銅器>鎏金塔(1組)
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明代の南京城とその遺物
西暦1368~1644年
1956年南京市牛首山弘覚寺塔塔基出土
全高51.Ocm 石座各辺長38.Ocm 重さ62kg
鎏金の塔身は,一面に文様の彫られた石造の須彌座に置かれている。石座の四隅には各種の薬物が入った青化蓋罐が置かれている。塔には四方に門があり,塔内には釈迦と章陀などの仏像を納める。塔上には宝蓋がある。台座下段前面には「金陵牛首山弘覚禅寺永充供養」の13宇,後面には「仏弟子御用太監李福善奉施」の12字が彫られている。
この外,鎏金塔と同時に出土したものに竜泉窯青磁有蓋罐,夔竜文双管耳玉瓶,玉彫ラマ祖師像などがある。
牛首山弘覚寺塔は明の正統年間(西暦1436~1450年)に建立されたので,塔基内から出土した文物は正統年間かそれ以前のものであろう。出所:『南京博物院展』1981
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