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張儀 2008年08月22日(金)更新
(?~前310年)
中国戦国時代の遊説家、政治家。魏の人。蘇秦と共に縦横家の代表的人物とされ、秦の宰相として蘇秦の合従策を連衡策で打ち破り、秦の統一に貢献した。
「合従」に対抗するための秦の外交戦略論が「連衡」だった。これは、合従を崩壊させるために、秦が六つの国それぞれと結ぶというものだった。各国とも怖いのは奏なのだから、秦が和平をもちかけれは、それに乗った。こうして六国連合は崩壊。秦はそれを見届けると、各個撃破を始めた。これが後の秦による統一につながるのである。この「運衡」を提唱し、奏の使者として、各国を説得してまわったのが、張儀だった。彼は魏に生まれ、斉で蘇秦と同じ師に学んだ。二人は同門だったのである。蘇秦は張儀のオ能を認め、とても勝てないと思っていたらしい。先に出世したのは、蘇秦だったが、最後に勝ったのは、張儀ともいえる。出所:『覇王列伝』大陸の興亡編
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