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天王立像(青銅) 2009年1月24日更新

天王立像(青銅)
【和:てんのうりゅうぞう
【中:Tian wang li xiang
隋・唐・五代|青銅器|>天王立像(青銅)

陝西省宝鶏市収集 宝鶏市博物館旧蔵
青銅、鋳造・鍍金
総高六八.〇、最大幅二八.〇、奥行一六.五
唐 八~九世紀
陝西・陝西歴史博物館
鎧をまとい、頭を傾けて左下方を見やり、わずかに腰をひねって二匹の邪鬼を踏んで立つ。右手は、肘を曲げて上方へ上げ、何かを手にする仕草をし、左手は体側で肘を張り、掌(指先を欠失)を胸前に上げる。眉根を寄せた忿怒の相をし、怒髪天を突くという表現そのままに、髪が逆立つものの、ごつごつとした隆起を基調とする表情には、いささか滑稽味も感じられる。
二天王立像に見られるような充実した躍動感に欠け、各部の意匠も類型化することなど、時代の下降を思わせるところが多く、唐時代(六一八~九〇七年)後半期の制作かと推測される。この種の像は、単独で制作されたとは考えがたく、二天王あるいは四天王のうちの一躯とみなされよう。立体的な表現や凸線の様態からすると、鑞型鋳造(蜜鑞で原型を制作する鋳物の技法)になると思われ、唐時代における青銅製の大ぶりの天王像としては、きわめて稀少な遺例である。出所:唐の女帝・則天武后とその時代展1998
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