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人物飾盤・杯 2009年1月28日更新
【和:じんぶつかざり・はい】 |
【中:Ren wu shi pan・Bei】 |
隋・唐・五代|陶磁器|>人物飾盤・杯 |
一九七六年 河南省洛陽市孟津朝陽郷周寨村出土
三彩
通高11.5、盤径(大)24.5
唐 八世紀
河南・洛陽博物館
杯や盤は、中国でも古くから使用された馴染み深い器種のひとつであり、時代によって色々な形式・組み合わせがある。この一具は、上下ニ枚の盤と、杯七口から構成されている。
下方の盤は、平底で、上面の周囲に杯が六口、配置される。その中央に、丈高い高台の付いた盤がのり、さらにその盤上に、円形の把手付きの杯と、皮袋のような物を抱えた人物(胡人)とが置かれている。六口の杯は、唐時代(六一八~九〇七年)の類器の通例として、口縁が外反し、比較的浅い作りになる。把手がついた杯は、西方の金属器に源があり、唐時代には、それを真似た器が数多く制作された。
客をもてなすためのセットを三彩で作ったもので、金属や青磁などの類品も散見されるが、二種の杯を伴うことや、人物形の置物が添えられているのは珍しい。出所:唐の女帝・則天武后とその時代展1998
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