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小野道風 2009年3月6日更新
【和:おののとうふう】 |
【中:Xiao ye dao feng】 |
歴史人物|>小野道風 |
(八九四~九六六)
平安時代中期を代表する能書。三跡の一人。小野篁の孫。葛絃の子。正四位下・内蔵頭。醍醐、朱雀、村上の三朝にわたり、若くして能書としての頭角をあらわし、朱雀天皇、村上天皇の大嘗会に、悠紀・主基の屏風の色紙形の揮毫をはじめ、当代随一の能書として華々しい活躍をした。王羲之の書法を骨格としながらも、これに豊麗さを加味し、柔軟な筆遣いにより新たな書風を打ち出し、のちに藤原行成によって完成をみる和様の書の基礎を築いた。(書の鑑賞用語)出所:書の至宝-日本と中国2006
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