考古用語辞典 A-Words

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草書千字文 2009年3月10日更新

草書千字文
【和:そうしょせんじもん
【中:Cao shu qian zi wen
隋・唐・五代|彫刻・書画|>草書千字文

高閑
一巻
紙本墨書
縦30.8 全長331.3
唐時代・九世紀
上海博物館
 この巻は、南朝梁の周興嗣(四七〇-五二)が著わした『千宇文』を書いたもので、首句の「天地玄黄」から「園莽抽条」の「園」字まで合計七百五十七字を欠く。現存するのは「莽抽条」から「焉哉乎也」の二百四十三字である。全体を通して神采超逸、情意秀発で、高閑の作品としては唯一のものである。巻末には「呉興高閑書」と草書で書かれている。巻後には明の林佑の題跋があり、巻上には「箕之裔子」「榲」「喬氏簀成」「喬氏真賞」「安儀周宗珍蔵」「畢潤飛珍蔵印」「完顔景賢珍蔵印」の印が押され、また葉恭綽等の鑑蔵印が押されている。
南宋の趙明誠、元の鮮于枢、喬簀成、明の方鳴謙、清の下永誉、安岐、査塋、畢瀧、李恩慶、蔡世松、宮爾鐸、沈秉成、および近人の景朴孫、葉恭紳の所蔵を経て現在に至っている。『宝章待訪録』『因学斎雑録』『式古堂書画彙考』『墨縁彙観』『三虞堂書画目』等に著録され、『墨縁堂蔵真帖』に刻人されている。出所:書の至宝-日本と中国2006
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