考古用語辞典 A-Words

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草書四帖 2009年3月11日更新

草書四帖
【和:そうしょしじょう
【中:Si shu si tie
宋・遼・金・元|彫刻・書画|>草書四帖

米芾
一巻
紙本墨書
[元日帖]縦25.1 横40.6
[吾友帖]縦25.1 横42.0
[中秋詩帖・目窮帖]縦25.3 横42.4
[海岱帖]縦25.3 横31.3
北宋時代・紹聖四-元符年(一〇九七~一〇九九)
米芾(一〇五一~一一〇七)の尺牘「元日帖」「吾友帖」「海岱帖」と、自書詩「中秋詩帖」「目窮帖」の五帖を、一巻に合装した書巻である。ただし、「中秋詩帖」と「目窮帖」を一帖と数えているので、草書四帖と称されている。巻後に米芾の子である米友仁(一○七二?~一一五一?)が識語を記しているように、本来この作は草書九帖としてI伝来していた。すなわち歴代の著録には、「徳沈帖」「家計帖」「草聖帖」「奉議帖」の四帖を加えた草書九帖として記載されてきたが、乾隆の安岐『墨緑彙観』には四帖冊と記載されている。分割される以前の姿は、明の文微明(一四七〇~一五五九)が刊行した『停雲館法帖』に収録されている。
 分割された四帖も含めて、いずれも米芾が漣水軍に赴任していた紹聖四年から元符二年頃、四十七歳から四十九歳前後の筆になるものと考えられている。出所:書の至宝-日本と中国2006
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