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張氏通波阡表巻 2009年3月12日更新
【和:ちょうしつうはせんぴょうかん】 |
【中:Zhang shi tong bo qian biao juan】 |
宋・遼・金・元|彫刻・書画|>張氏通波阡表巻 |
楊維禎筆
一巻
紙本墨書
縦二八・九 全長一四六・一.
元時代・至正ニ十五年(一三六五)
楊維禎(一二九六~一二七〇)が張麒という人物の求めに応じて、その先祖代々の墓地、松江県の北に位置する通波塘に建てるために作った碑文の原稿である。阡表とは墓道に建てる碑のこと。うすく蠟を引いた淡黄色の紙二枚を継ぎ、鳥糸欄を施している。楊維禎は洪武三年に七十五歳で歿したが、本巻は款記から、松江に移居していた七十歳の書写であることが知られる。章草を踏まえ険絶な趣をたたえた作風は、元人の好尚を示すのみならず、楊維禎晩年を代表する優品として喧伝されている。羅振玉の外題がある。出所:書の至宝-日本と中国2006
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