行書女芙館十詠巻　2009年3月19日更新

徐渭筆
一幅
紙本墨書
縦二九・八 全長四四六・八
明時代・十六世紀
上海博物館
第一詠の芙蓉をはじめとして、菊花・芭蕉・玉簪・諼 ・藜・鶏冠・山査・野葡萄・土菩提の十種の詩を、それぞれ書風を変えて揮毫したものである。この作品は、奔放で躍動感にあふれ、徐渭（一五二一～九二）の晩年を代表する傑作といえる。「公孫大娘」「青藤道士」（白文印）、「湘管斎」（朱文印）が押されている。 出所：書の至宝-日本と中国2006
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