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行書尊拙園詩軸 2009年3月20日更新
【和:ぎょうしょそんせつえんしじく】 |
【中:Xing shu zun zhuo yuan shi zhou】 |
明・清|彫刻・書画|>行書尊拙園詩軸 |
米万鐘筆
一幅
冷金箋墨書
縦一五一・七 横三三・二
明時代・天啓三年(一六二三)
上海博物館
米万鍾(一五七〇-一六二八)は米芾(一〇五一~一一〇七)の末裔であると自称し、行草は米芾を学び家法を得たという。しかし、その作品をみる限り、結体、用筆ともに米芾の法はみられない。米万鍾は巨幅作品に優れているといわれる。たしかに豪放の気勢をもっているが、用筆が単調で粗率な表現となっている。晩明の四大家のうちで、書技においては最も弱い。落款は「癸亥元日婺暑中、次綴昭質兄韻、歳六日方立春為昌伯兄書。石隠米万鍾」で、「米万鍾字仲詔」(朱白文印)「海淀漁長」(白文印)が押されている。出所:書の至宝-日本と中国2006
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