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行書題画五絶詩軸 2009年3月20日更新
【和:ぎょうしょだいがごぜっしじく】 |
【中:Xing shu ti hua wu jue shi zhou】 |
明・清|彫刻・書画|>行書題画五絶詩軸 |
朱耷筆
一幅
紙本墨書
縦一二四・八 横四三・八
清時代・十七~十八世紀
上海博物館
この行書作品は大字で運筆速度もゆったりとしたものである。朱耷(一六二六-一七〇五)は、はじめ黄庭堅(一〇四五-一一〇五)を学んだと伝えられるが、この作品中には黄庭堅の風格があらわれている。たとえば最終行の「筆」字や「安」字の長い横画、「老」字の左斜めに勢いよく書かれた線、「使」の長く伸びた脚部分などがそれにあたる。最も明らかなのが署名の「八大山人」の「人」字の最終筆にはやはり黄庭堅の影響がみられる。このほか、中鋒の筆遣いと、ゆったりとした運筆はやはり晩年の書法的特徴といえる。落款には「題画之一 八大山人」と記し、「鰕(魚+旦)篇軒」(白文印)「八大山人」(白文印)の印が押され、引首印として「禊契堂」(白文長方印)が押されている。出所:書の至宝-日本と中国2006
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