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行書王維詩軸 2009年3月20日更新
【和:ぎょうしょおういしじく】 |
【中:Xing shu wang wei shi zhou】 |
明・清|彫刻・書画|>行書王維詩軸 |
鄭燮筆
一幅
紙本墨書
縦一七四・六 横九〇・六
清時代・十八世紀
上海博物館
鄭燮(一六九三-一七六五)の画竹は世に聞こえ、書法は隷・楷・行・草が混然一体となった「六分半書」が有名である。鄭燮は自ら学書のルーツについて述べている。それは蘇軾(一〇三六-一一〇一)の扁平な字形と肥厚なスタイル、黄庭堅(一〇四五-一一〇五)の飄然とした作風とを融合させたものである。
この作品にもはっきりとみることができるが、厚みのある点画、筆の動きをおさえ沈着で老勁な転折部分は蘇軾の風格、また長い横画や斜めの左払いの線などは黄庭堅に似た特徴である。 落款には「旋老年学長兄、板橋鄭燮」と記し、「乾隆東封書画史」(白文印)「丙辰進士」(朱文印)の印が押されている。出所:書の至宝-日本と中国2006
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