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行書五言律詩軸 2009年3月21日更新
【和:ぎょうしょごごんりつしじく】 |
【中:Xing shu wu yan lu shi zhou】 |
明・清|彫刻・書画|>行書五言律詩軸 |
呉昌碩筆
一幅
紙本墨書
縦一四七・三 横八〇・〇
清ー民国時代・十九~二十世紀
上海博物館
呉昌碩(一八四四-一九二七)の書法は、秦漢の金石を学び、楷書、行書、草書、篆書、隷書の各体をよくした。特に「石鼓文」に基礎を置いて独自の世界をひらいた篆書が著名である。彼の書法と花鳥画は強い個性と金石の気が横溢し、海上派の重要作家といわれる。清末の書画、篆刻の各領域のすべてにおいて呉昌碩は一派をひらいた大宗師といえよう。
北碑を学んだ呉昌碩の行草書はやはり金石の味わいをもっており、この作品でもまた、彼のその他の作品でも、点画は重厚に打ちつけ、筆を下ろしたら一気に書き上げるような心構えと、疎密や長短の変化を多彩に表現している。出所:書の至宝-日本と中国2006
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