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色紙帖 2009年3月21日更新
【和:しきしじょう】 |
【中:Se zhi tie】 |
彫刻・書画|>色紙帖 |
本阿弥光悦筆
一帖
彩箋墨書
縦一八・〇 横一六・九
江戸時代・十七世紀
東京・五島美術館
『新古今和歌集』の秋歌より十八首、羈旅歌より十四首、恋歌より四首を撰んで書写した計三十六枚の色紙を折本装に仕立てたものである。色紙は、金銀泥で四季の草花を主題とし、月や鶴、浜松などをもりこんだ美しい下絵が描かれている。隣りあう二枚がほぼ下絵の画題を共通にしており、二枚一紙の構成となっている。これらの色紙とほぼ同時期の制作で、同体裁の色紙帖であるベルリン東アジア美術館の所蔵品と比較すると、書風にやや単調さがみられるが、慶長期の特色をよく示す肥痩の変化にとんだ書風である。出所:書の至宝-日本と中国2006
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