考古用語辞典 A-Words

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馬頭琴 2009年5月15日更新

馬頭琴

【和:ばとうきん
【中:
面白テーマ|>馬頭琴

2弦弦楽器の一種で、台形の本体と馬頭の装飾を施した琴柄が特徴だ。モンゴル民族の民間弦楽器で、他にも「ホール」「胡琴」「馬尾胡琴」「弓弦胡琴」などの呼び名がある。本体は木製で、長さは約1メートル、2本の弦を持つ。共鳴箱は台形で、表面は馬の皮で覆われている。音色はなめらかで、チェロのような余韻を残す。音量は弱めだ。馬頭琴には伝説がある。ある1人の遊牧民が死んでしまった仔馬を想い、その腿骨を柱に、頭骨を筒に、尾を弓にして琴を作った。日本の教科書にも載る『スーホの白い馬』の物語だ。仔馬の姿通りに、馬頭を琴柄の先に彫ったことからこの名がある。2006年5月20日、モンゴル民族の馬頭琴音楽は国務院より承認され、第1次国家無形文化遺産リストに登録された。出所:中国NEWS
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