考古用語辞典 A-Words

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ルーヴル美術館(フランス) 2009年7月15日更新

ルーヴル美術館(フランス)

【和:ルーヴルびじゅつかん
【英:Musee du Louvre
研究機関|>ルーヴル美術館(フランス)

ルーヴル宮の庭にピラミッド形のガラスの屋根が完成したとき、パリっ子たちは大騒ぎをした。古い宮殿のよさが失なわれたと嘆く人、モダンで新しい時代のパリの出現だと喜ぶ人、さまざまな意見がとびかった。
一九八一年九月、ミッテラン大統領によってこのプロジェクトは発表された。政治的な問題、また歴史的建造物の取り扱い面での技術的な問題など、色々と難局をのりこえて、 一九九五年に完成という計画で進められた。ピラミッドの屋根はワシントンのナショナル・ギャラリー東翼新館の設計者I・M・ペイによって制作された。一九八八年にまず地上部分ができた。(リシュリュー翼は、 一九九二年十一月にオープン)。
旧ルーブル宮はどこに何があるのかわかりづらく、広い宮殿内をうろうろしてしまったり、また、古い建物なのでほこりっぽく、照明設備も充分ではなかった。
ピラミッドの屋根を入口とし、そこかららせん階段で広場の下につくられた広いロビーにおりる。お年寄りや身体の不白的な人たちのためにはモダンなエレベーターがある。
このロビーからリシュリュー翼、ドノン翼、シュリー翼へと展示室が延びていく。三つの翼は相互につながっており、ロビー戻らなくても、そのまま続いての見学が可能である。二階建ての古い美術館はすっかり改造され、お化粧を施され、見違えるような会場に変身した。照明も自然で見やすい。誰もが足を運ぶ「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」へは、館内の所々に順路の標識が設置されている。見事である。展示を見終わってロビーへ戻り、地上へ出るときはエスカレーターがあげてくれる。これも疲れた見学者にはありがたい.出所:『美術館へ行こう』長谷川智恵子
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