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七宝龍文稜花大盤 2009年12月27日更新
【和:しっぽうりゅうもんりょうかたいばん】 |
【中:Qi bao long wen ling hua da pan】 |
明・清|陶磁器|>七宝龍文稜花大盤 |
「天明萬暦年造」銘一枚
径50.0
明時代 萬暦年間(1573~1615)
Large cloisonne foliate dish with dragon design.
24弁の稜花のかたちをした鍔縁をもつ大きな盤で,器体の表裏全面にさまざまな文様をたたみこんだ見応えのある作品である。
文様のなかで目を引くのはやはり,見込みにあらわされた龍の図であろう。宝珠を中心にして,左右に五爪の龍を配し,隙間に霊芝雲を散らしたこの構図は明・清の両時代の官製作品を通して旅行したものであるが,この盆にみる龍は同時代の萬暦期における陶磁器・漆器にあらわされた龍と酷似しており,盆の外底に大明萬暦年造の銘がしるされている通り,この作品は萬暦期に宮廷用としてつくられたものと言ってよいであろう。出所:大英博物館所蔵日本・中国美術名品展
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