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白磁刻花蓮弁文瓢形水注 2009年12月31日更新
【和:はくじこっかれんべんもんひさごがたすいちゅう】 |
【中:Bai ci ke hua lian ban wen piao xing shui zhu】 |
隋・唐・五代|陶磁器|>白磁刻花蓮弁文瓢形水注 |
定窯 一口
高20.8
宋時代(10~11世紀)
Gourd-shaped ewer with carved lotus petal design,white porcelain.
大英博物館蔵
北宋時代も早い頃の10~11世紀にかけて定窯で焼かれた白磁の水注で,瓢箪形につくり,注口と把手をつけている。高台・注口・把手といった個所を除く器体には蓮弁鎬の文様を刻花の手注であらわし,底裏にいたる全面に釉を塗りかけている。この種の白磁の中で,著名なものに河北省定県の浄衆院塔基から出土した浄瓶があり,そのほかにも水注・壷といったものが見出されるが,面白いことに,これらの殆どに,ここにみられるような蓮弁文が刻出されており,この時期の白磁における特色の一端をあらわしているものとして注目される。器形のめずらしさと同時に,力強い肉彫りの技法を存分に見せた定窯早期の佳作である。出所:大英博物館所蔵日本・中国美術名品展
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