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青花牡丹唐草大瓶 2010年1月4日更新
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【和:せいかぼたんからくさもんへい】 |
【中:Qing hua mu dan tang cao da ping】 |
明・清|陶磁器|>青花牡丹唐草大瓶 |
景徳鎮窯「大明宣徳年製」銘 一口
高51.2
明時代 宣徳年間(1426~35)
Large flask with peony scroll design, blue and white.
大英博物館蔵
元時代に隆盛をみた青花はその後の明・清時代へとうけつがれ,中国陶磁の主流のひとつとして大きな位置を占めたのてあるが,ことに,明時代初期の青花には独特の様文をもった見るべき作品が数多く遺されている。高さ50センチをこえるこの堂々とした瓶はそうしたものの一例で,胴の前後のふくらみをおさえて,いくぶん平らにしたいわば扁壷風の姿につくられたものである。胴に牡丹唐草文,頸に霊芝唐草,そして口縁近くに唐草風の文様を青花であらわしているが,とりわけ,胴の牡丹唐草はのびのびとした自由な筆致で描きあらわされており,この瓶の見どころのひとつにもなっている。器の大きさや器種のめずらしさもさることながら,すばらしい作ぶりを示した宣徳在銘の大作としてよく知られているものである。出所:大英博物館所蔵日本・中国美術名品展
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