考古用語辞典 A-Words

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白磁輪花盤 2010年1月6日更新

白磁輪花盤

【和:はくじりんかばん
【中:Bai ci lun hua pan
隋・唐・五代|陶磁器|>白磁輪花盤

五代時代・10世紀
豊湾大塢口窓址出土
d:13.6cm
DISH
Stoneware with White Glaze
Five Dynasties, 10th Century
 口縁部を五輪花に作り、器腹は浅くやや湾曲している。胎土は純白緻密で、釉はやや青みを帯びる。釉が流下しいわゆる「涙痕」が生じている。見込みは平らで目跡は認められない。高台は五武の青磁に比べて薄いが、目跡が残り、一点ずつ支釘を用いて焼成したと考えられる。この種の白磁は、楊楊ず・湖田・黄泥頭などの窯址でよく見られる。すべて五代の青磁の堆積層より出土するので、五代から宋初にかけての製品と考えられる。   出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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