考古用語辞典 A-Words

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青花鳳凰文蟋蟀壺 2010年1月22日更新

青花鳳凰文蟋蟀壺

【和:せいかほうおうもんしっしゅつこ
【中:
明・清|陶磁器|>青花鳳凰文蟋蟀壺

明時代・宣徳(1426-1435)在銘
1993年3月景徳鎮市珠山出土
d:13.2cm JAR Blue and White with Phoenix Design Ming Dynasty, Xuande Mark and Period (1426-1435)  器身は円筒形をなし、あわせ口作りで高台がつく。蓋の中央には、紐通しとして小さな孔をあげている。蓋をすると、身の口と蓋との合わせ目はぴったり合う。「蟋蟀譜』ではこの種の壺を「坐蓋式」と称する。外壁には花唐草の間に鳳凰を配す。鳳凰の姿は鶏頭に細頸、尾は一羽を綬形に、一羽を唐草形に描き、即ち、一鳳(雄)一凰(雌)となる。蓋には、向かい合う鳳と凰を描き、六字の横書銘がある。器身底裏にも六字の縦書銘が記される。器内面は全面施釉されている。このように、二つの銘款を一つの器に記す例は、宜徳期には非常に稀である。出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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