考古用語辞典 A-Words

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青花鳥樹文蟋蟀壺 2010年1月24日更新

青花鳥樹文蟋蟀壺

【和:せいかちょうじゅもんしっしゅつこ
【中:
明・清|陶磁器|>青花鳥樹文蟋蟀壺

明時代・宜徳(1426-1435)在銘
1993年3月景徳鎮市珠山出土
d : 13.2cm
JAR
Blue and White with Bird and Tree Design
Ming Dynasty, Xuande Mark and Period(1426-1435)
 水辺には草が密生し、二羽のカワツセミはミズタデの中に姿を隠している。空中では、雄壮な大鳥が二羽の小鳥を追っている。水辺という情景から、追われる小鳥は雁の一種で、鈎代の爪と嘴を持つ大鳥は、水鳥捕りに長ずる鷺の一種であろう。蓋には草叢に隠れて樹上の小鳥をねらう犬と、その人を警戒する小鳥の様子を描いている。実に生き生きとした狩猟図である。在銘品である。この器の文様は、"青花鳥樹文蟋蟀壺"、と同様浙派の画風を示しており、原図は宮中の浙派画師の手によると考えられる。出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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