考古用語辞典 A-Words

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青花波濤文碗 2010年1月25日更新

青花波濤文碗

【和:せいかはとうもんわん
【中:
明・清|陶磁器|>青花波濤文碗

明時代・正統(1436-1449)
1988年11月景徳鎮市珠山西牆正統地層出土
d:17.8cm
BOWL
Blue and White with Wave Design
Ming Dynasty, Zhengtong Period(1436-1449)
 口縁部は外反し、器復は弓なりをしている。高台は低く内湾する。高台内は全面に施釉され、底裏は無款である。口縁部内側に斜線文が、見込みには波濤文が施されている。濃艶な資料と白地の組合わせで描いた波濤文は湧き立つ海潮となって、極めて壮観な勢いを見せている。波濤文は宋時代に流行した。明の永楽・宣徳期の青花波濤文には、いずれも海獣または仙山などが配されている。波濤のみ  を全面に描くことは、正統官窯磁器の特徴の一つである。  出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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