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青花紅彩龍濤文盤 2010年1月27日更新
【和:せいかこうさいりゅうとうもんばん】 |
【中:】 |
明・清|陶磁器|>青花紅彩龍濤文盤 |
明時代・成化(1465-1487)在銘
1987年景徳鎮市珠山成化地層出土
d : 15.1cm
DISH
Blue and with Dragon and Wave
Design,0verglaze Red
Ming Dynasty, Chenghua Mark and Period(1465-1487)
口縁部は外反し、器壁は浅く弓形をなし、高台は低い。外壁には紅彩で波濤文を、青花で龍文を描き、口縁には如意頭文を廻らせる。
内壁は無文であるが、見込みには青花で団龍文が描かれ、余白に紅彩波濤文を加えている。口縁部内側に青花圈線二本を引いている。底裏には、二重円圏内に青花で二行六字の成化銘が記されている。成化一期の地層からは、紅地青花龍濤文磁器が多く出土する。この文様は、宣徳期に初めて用いられた様式である。伝世品として見られるのは、康煕官窯の倣成化紅地青花龍波濤文盤である(「天民楼蔵元』”青花紅彩龍濤文碗”香港市政局1987年)。但し、その紅彩波濤文の描法と色合いは成化に遠く及ばない。
出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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