考古用語辞典 A-Words

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豆彩海獣文壺 2010年2月6日更新

豆彩海獣文壺

【和:とうさいかいじゅうもんこ
【中:
明・清|陶磁器|>豆彩海獣文壺

明時代・成化(1465-1487)在銘
1987年景徳鎮市珠山成化地層出土
h:11.8cm
JAR
White Porcelain with Mythical Animal Design,Doucai Enamels
Ming Dynasty, Chenghua Mark and Period(1465-1487)
 口縁部は直代し、頸は短い。ふくよかな肩から胴部裾にむけてすぼまり、浅い高台がつく。図版142に比べて、この器は少し大きい。外壁には、青花で波濤と雲文を、紅彩と黄彩で海獣を描いている。海獣の姿は獅子の体に象の鼻・象牙を加える。表情はさまざまで、両腕には翼が付けられ、火炎も伴っている。蓋には宝球形の鈕が付けられ、龍波濤文が描かれているが、この文様は器身に一致していないため、本来の蓋ではないと考えられる。出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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