考古用語辞典 A-Words

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釉裏紅菊花文盤片 2010年2月12日更新

釉裏紅菊花文盤片

【和:ゆうりこうきくかもんばんへん
【中:
明・清|陶磁器|>釉裏紅菊花文盤片

明時代・洪武(1368-1398)
1988年景徳鎮市珠山中華路洪武地層出土
d:46.3cm
FRAGMENT OF DISH
White Porcelain with Underglaze Copper-red Painted Chrysanthemum Design
Ming Dynasty, Hongwu Mark and Period(1368-1398)
 折縁で、器腹は弓なりをし、高台がつく。器底には砂粒が付着し、淡紅色を呈している。内壁には、釉裏紅で牡丹唐草文が描かれ、見込みに折枝菊文が配されている。折縁部に霊芝唐草文が廻らされる。外壁には菊唐草文が、胴裾にはラマ式蓮弁文が廻らされている。彩料の色は洪武風の暗灰色を帯びている。器形・文様が類似する青花の盤が、1994年に明御器廠址の洪武地層から出土している。この種の出土物の類品が、中近東に伝世する。出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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