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青花龍文瓶 2010年2月14日更新
元時代(1271-1368)
h:24.8cm
大阪市立東洋陶磁美術館
BOTTLE
Blue and White with Dragon Design Yuan Dynasty(1271-1368)
Museum of Oriental Ceramics,Osaka
下蕪形の胴に、朝顔形に開いた口部をもつ「玉壺春」と呼ばれるこの瓶は、元時代に流行した器形の一つである。頭部をダミ染で表わし、胴をくねらせ火焔珠を趕う龍の姿は、軽妙かつ生気溢れる筆致で見事に表出されている。器面を帯状に区切り、濃密に描かれる文様表現の多い元青花の作品の中で、余白を残しての絵付けは異例といえる。また、口縁部の内側に同筆法で梅樹一枝と月が配されているが、本図とは違った詩情を添えている。出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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