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釉裏紅牡丹文盤 2010年2月17日更新

釉裏紅牡丹文盤

【和:ゆうりこうぼたんもんばん
【中:
明・清|陶磁器|>釉裏紅牡丹文盤

明時代・洪武(1368-1398)
d:45.5cm
大阪市立東洋陶磁美術館
DISH
White Porcelain with Underglaze Copper-red Painted Peony Design
Ming Dynasty,Hongwu Period(1368-1398)
Museum of Orienta1 Ceramics, 0saka
 見込みにゆったりと牡丹花を描き、稜花にあわせたくぼみには宝相華を立花風に配し、口縁部にも簡略化した波濤文を廻らせている。銅顔料は、中央の牡丹花のみが鮮やかな赤色となり、他の部分は淡紅色に発色している。主文様の周囲に同心円状に従文様を配するという文様構成は、元時代以来のものである。しかし、個々の文様の描き方はすっきりと洗練され、元様式とは一線を画すことから、この種の一群のものは、明時代の洪武様式にあたるのではないかと早くから指摘されていた。景徳鎮市における調査でも洪武時代の地層から同様の大盤の磁片が発見されている。出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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