考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

青花蜀葵文碗 2010年2月20日更新

青花蜀葵文碗

【和:せいかからあおいもんわん
【中:
明・清|陶磁器|>青花蜀葵文碗

明時代・成化(1465-1487)在銘
d:14.6cm
大阪市立東洋陶磁美術館
BOWL
Blue and White with Hollyhock Design
Ming Dynasty, Chenghua Mark and Period(1465-1487)
Museum of Orienta1 Ceramics、Osaka
元時代に発達した青花磁器は、明初の永楽・宜徳年間に至って絶頂期を迎えた。成化年間の青花磁器は、絶頂期の流麗、かつ力あふれる表現に比べると、一転してデリケートな味わいを持つものに変わる。胎土はさらに精選され、わずかに黄味を帯びる白磁の肌はやわらかく、文様もそれにつれて線が優美になり、青花の発色も淡くなる。このように洗練され、優美な趣きを持つ青花は成化以前にはなく、なかでもこの碗はすぐれた作例の一つである。 出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
関連用語:

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.