特別展「黒田泰蔵」大阪市立東洋陶磁美術館

特別展「黒田泰蔵」大阪市立東洋陶磁美術館

名称:特別展「黒田泰蔵」大阪市立東洋陶磁美術館
会期:2020年11月21日(土)~2021年7月25日(日)
会場:大阪市立東洋陶磁美術館
休館日:月曜日(11月23日、1月11日、5月3日を除く)、
  11月24日、12月28日~1月4日、1月12日、5月6日
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
主催:大阪市立東洋陶磁美術館
協賛:イセ文化財団
協力:(株)タイゾウ
入館料:
  一般1,400円(1,200)、高大生700円(600)
  ( )内は20名以上の団体料金
  中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市在住の65歳以上の方は無料(証明書等提示) 展示点数 約60点
同時開催:
[特集展]「柿右衛門―Yumeuzurasセレクション」
[コレクション展]安宅コレクション中国陶磁・韓国陶磁、李秉昌コレクション韓国陶磁、日本陶磁、沖正一郎コレクション鼻煙壺、現代陶芸
住所:〒530-0005大阪府大阪市北区中之島1-1-26
TEL:06-6223-0055
URL:大阪市立東洋陶磁美術館

黒田泰蔵さんの白は、真理を求めてやまない心の色である。 ―安藤忠雄

黒田泰蔵(1946–)は、静謐な白磁の造形で世界的に知られています。20歳でパリに渡り、1967年にカナダで陶芸に出会った黒田は、帰国後の1982年に初個展を開催します。白磁の作品を初めて発表した1992年からは、これが創作の中心となってゆきました。
黒田の白磁作品は、薄く緊張感のある輪郭線をもちながら、表面には柔らかく美しい弧を描く轆轤目が見られ、見る者にそれぞれの作品の確かな存在感を印象づけます。作家は、白磁のうつわをつくることを「イエスとノーの間の言葉」を表現することに例えています。つまり、言葉にならないことを、かたちにして共有する方法だと捉えているのでしょう。
本展では、イセ文化基金所蔵品と大阪市立東洋陶磁美術館所蔵品を中心に、黒田泰蔵の白磁作品約60点を展示いたします。梅瓶を意識した作品から、轆轤の回転運動をそのままに、直線と円とで構成される「円筒」まで、作家を代表する造形によって黒田泰蔵の世界をご覧いただきます。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「式年遷宮と日本伝統工芸-不変のフォームと古からのアート-」式年遷宮記念神宮美術館
  2. 「没後50年 木村伊兵衛 写真に生きる」東京都写真美術館
  3. 「芝辻理右衛門家文書と堺の鉄炮鍛冶」堺市博物館
ページ上部へ戻る