「丹波焼の世界 season4」兵庫陶芸美術館

「丹波焼の世界 season4」兵庫陶芸美術館

名称:丹波焼の世界 season4「ひょうごゆかりの古陶磁」兵庫陶芸美術館
開催日時:2020年3月25日(水)~2021年2月28日(日)
休館日:月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日)
  年末年始(12月31日、1月1日)
開館時間:10:00~18:00
  ただし、4月29日~5月5日は10:00~19:00、7月の土・日曜日は9:30~19:00
  ※入館はいずれも閉館の30分前まで
出品点数:約40点
会場:兵庫陶芸美術館 展示棟1階 展示室3
住所:〒669-2135兵庫県篠山市今田町上立杭4
TEL:079-597-3961
URL:兵庫陶芸美術館
 日本六古窯の一つに数えられる丹波焼は、平安時代末期に東海地方の常滑焼や渥美焼などの窯業技術を移入・導入して誕生しました。
 中世には、壺(つぼ)・甕(かめ)・擂鉢(すりばち)を中心に灰白色の素地に鮮緑色の自然釉の美しい無釉陶器生産に終始しますが、近世初頭には窖窯(あながま)から登窯に転換し、茶陶なども生産するようになります。ほぼ軌を一にして、赤土部や灰釉、栗皮釉、石黒釉などを使った各種の施釉技法を生み出し、それを縦横に駆使し、器面装飾に多彩な展開をみせました。さらに、近世後期には、白い器面の瀟洒(しょうしゃ)な白丹波とともに、京焼系の意匠・技法を受容するなど、時代の要請に即応しながら、現在まで連綿と生産を続けてきた窯業地です。また近年には、丹波焼の伝統を活かしつつ、斬新で新たな息吹に溢れた作品も制作されています。 この展覧会では、平成30年3月、兵庫県の重要有形文化財に指定された当館の「田中寛コレクション」を中心に、800年を超える歴史を育み、六古窯の一つとして日本遺産にも認定された丹波焼を通観するとともに、近年活躍した作家の作品を通して丹波焼の未来を探ります。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
  2. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
  3. 特別展「岩合光昭写真展 こねこ」秋田県立近代美術館
ページ上部へ戻る