常設展「没後10年 瀬川康男展」刈谷市美術館

常設展「没後10年 瀬川康男展」刈谷市美術館

名称:常設展「没後10年 瀬川康男展」刈谷市美術館
会期:2020年11月21日(土曜)から12月13日(日曜)

休館日:月曜日、11月24日(火曜)
会場:特別展示室
開館時間:午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始、展示替え日、館内整備日など
観覧料:無料
URL:刈谷市美術館
 愛知県岡崎市生まれの日本を代表する絵本作家・瀬川康男(1932-2010年)。絵本界の鬼才といわれた瀬川の没後10年にあたり、刈谷市美術館のコレクションを特集展示します。
 瀬川は小学生の頃から浦上玉堂や池大雅の絵を好み、南画を嗜む父の美術雑誌を読み、美術に親しみました。中学に入学した1945年、地元の日本画家に1年間師事しましたが、以後は独学を貫きます。観光用ポスターなどの仕事を経て、1960年28歳の時、初めての絵本『きつねのよめいり』を出版しました。完全原稿に近い形で持ち込まれた仕上がりに、当時の編集者・松居直も目を見張るほどでした。その後、瀬川は修行僧のように絵本づくりにのめり込み、2作目の『つきをいる』では、淡い色彩で叙情的な作風の処女作『きつねのよめいり』から一転、力強い線と鮮やかな色彩で表現されました。3作目となった『ふしぎなたけのこ』では絵巻物のような連続性が描き出され、1作ごとに刻々とその画風を変えていきました。そこには、絵本と真摯に向き合い、絵本ならではの表現を探求する、並々ならぬ瀬川の作家としての姿勢が現れています。
 本展では、1967年の第1回ブラティスラヴァ世界絵本原画展でグランプリを受賞した『ふしぎなたけのこ』(作:松野正子、福音館書店、1963年)の原画や下絵を中心に、『ばけくらべ』(作:松谷みよ子、福音館書店、1964年)の原画、絵本作家デビュー当時のタブローなどを通じて、初期の表現世界を振り返ります。

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る