秋季企画展「和の匠 浮世絵に生きる馬の風景」馬の博物館

秋季企画展「和の匠 浮世絵に生きる馬の風景」馬の博物館

名称:秋季企画展「和の匠 浮世絵に生きる馬の風景」馬の博物館
開催期間:2020年9月5日(土)~11月15日(日)
  前期:9月5日(土)~10月11日(日)
  後期:10月15日(木)~11月15日(日)
  ※全ての浮世絵の展示替えを行います。
会場:馬の博物館 第2・3展示室
開館時間:11:00~16:00(入館は15:30まで)
入館料:
  大人200円、小・中・高校生30円
  ※障がい者手帳をお持ちの方は無料
  ※毎週土曜日は小・中・高校生無料
会期中の休館日:
  月・火曜日(ただし9月21・22日、11月3日は開館)
  9月23・24日(水・木)、10月14日(水)、11月4日(水)
主催:公益財団法人馬事文化財団
協力:株式会社高橋工房
住所:〒231-0853神奈川県横浜市中区根岸台1-3 根岸競馬記念公苑
TEL:045-662-7581
URL:馬の博物館
 浮世絵の中でもとりわけ街道版画には、馬(一部牛)がたびたび登場します。これは、江戸時代に東海道や中山道といった街道が整備され、やがて庶民の間で旅への関心が高まり、多くの人々が街道を行き交うことによって、馬が旅人や荷物などを運ぶ重要な担い手になったことが理由です。
 現在、世界中から親しまれる浮世絵師・葛󠄀飾北斎や歌川広重、歌川国芳らは、当時の美しい景観の名所や賑やかな宿場町などとともに、主役あるいは脇役として、交通に欠かせない馬を街道版画に描きました。
 そして、江戸から明治時代に移行する頃、三代歌川広重や小林清親らは、欧米から様々な文物や習慣とともに日本に伝わった馬車や馬車鉄道など新しい輸送形態としての馬を浮世絵に描き、時代の移り変わりを表現しました。
 本展では、馬の博物館が40年以上に亘り収集した、馬を描いた浮世絵の風景画が一堂に会します。鮮やかな色彩で摺られた馬を見比べながら、浮世絵の様々な表情をお楽しみください。
 併せて、江戸時代以来の手法で制作した道具や材料を用いて、日本独自の多色摺り版画「江戸木版画」の技術を今日まで継承されてきた、株式会社高橋工房の協力のもと、写真・イラストを通して木版画について解説いたします。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  2. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
  3. 「うつす美 ─ 江戸時代の絵画学習」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る