第4期コレクション展/展示室4「民藝・クラフト・室内装飾」大分市美術館

第4期コレクション展/展示室4「民藝・クラフト・室内装飾」大分市美術館

名称:第4期コレクション展/展示室4「民藝・クラフト・室内装飾」大分市美術館
会期: 令和3年1月6日(水曜日)~4月5日(月曜日)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:1月12日(火曜日)、1月18日(月曜日)、1月25日(月曜日)、2月8日(月曜日)、2月15日(月曜日)、2月22日(月曜日)、3月2日(火曜日)、3月8日(月曜日)、3月15日(月曜日)、3月22日(月曜日)、3月29日(月曜日)
観覧料:一般310円(260円)、高大生210円(150円)中学生以下は市内市外を問わず無料
 ※()は20名以上の団体料金
〒870-0835大分県大分市大字上野865
TEL:097-554-5800
URL:大分市美術館
私たちは、デパートや陶器市、時にはミュージアムショップで、気に入った工芸品を購入し、使用します。工芸の魅力のひとつは、日常的な生活、つまり「暮らし」に取りいれやすい点にあるでしょう。
本展では、特別展「リサ・ラーソン」展(2021年1月8日~2月21日)に合わせ、民藝運動に深く関わった濱田庄司の陶器、此君亭工房の竹のクラフト、そして生野祥雲斎の室内装飾といった、「暮らし」との関わりが特に深い工芸作品を取り上げます。
工芸と「暮らし」との関係は多様です。たとえば、大正期にはじまった民藝運動は、産地に固有の伝統的な技術やデザインによる制作を推し進め、それを近代的な都市生活に取り入れようとします。一方、クラフトは、制作の段階から、現代的な感覚を重視して作られる傾向にあります。これらに対して、室内装飾は、使用することよりも鑑賞や空間演出を目的に作られています。このような、「暮らし」との多様な関係が、工芸の世界を豊かにしています。みなさんが、リサのグッズを購入し、使用したり鑑賞したりすることが工芸の豊かな世界をかたちづくっているのです。

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